ピースに思うこと

 


 
 
↑私の宝物です。
 
 
 
 
promise to always be your #KingandPrince.
 
あなたのKing & Princeでいられることを約束します
 
 
 
これはシンデレラガール、最後の1フレーズ
 
I wanna always be your King & Prince
 
このフレーズにかけたものだと思っています。
 
 
 
シンデレラガール2023を経てwanna は promise になり、
彼らはここにKing & Princeで在り続けることを約束してくれるのでした。
 

 
 
 
それがあの日の私にとってどんな意味があって、その後のピースに何を思ったのか。140字に収まらなかった想いをここに書き連ねておこうと思う。

 

 

先にお伝えすると、めちゃめちゃ長いです。たかがファンのひとりごとです。

心やさしい方にしか読み進められない仕様となっています。

でも愛はいっぱい込めたので目を通してもらえたらうれしいです。
 
 
 

 


 
 
 
私は廉と海人が好きです。
加えて、紫耀が好きでした。
 
 
例え紫耀のいないKing & Princeであっても大好きな廉と海人がいてくれる。寂しくとも応援する気持ちは変わらない。

わかってはいても5/22を迎えるのはつらかった。あの半年間は今も言葉にできない。
 
 
 
シンデレラガール2023はとんだ置き土産だ。

5/23からはもう二度と見返すことはしないだろうと思っていたので、その日が来るまで後悔しないくらい何度も見て、泣いて、歌詞をなぞって…

 

解けていく魔法と解けない魔法の狭間でじっとその日を待つことしかできなかったのを覚えている。
 
 
 

Mr.5がリリースされてから5/22までのシンデレラガール2023と過ごしたわずかな時間。

 

それは夢のようなひとときであり、同時に恋の魔法には期限がある、時が経てば宝石もガラス玉をKing & Prince本人から突き付けられる虚無の時間でもあった。
今思い出してもつらい。いやぁ…つらかった…
 
 
 

 


決して心が離れてしまったわけではないけれど、永遠や愛を誓ってくれたKing & Princeの5年間に対してどこかしらけてしまっていたのは本当で、
先が見えない中なんとか廉と海人が絞り出す "今言える限りの未来の話" に縋って今にも解けそうな魔法と萎れてしまった心を保っていた。
 


 
だけどあの日、5/23

 

日付が変わって廉と海人の新ビジュアルと共に届けられた"あなたのKing & Princeであることを約束します"という誓いの言葉は私の中に潜んでいたネガティブを払拭し、ふたりが守り抜いたKing & Princeのそばにいたいと改めて思わせてくれた。
 
好きを継続することを諦めそうになっていた私のことを、もしも廉と海人が、King & Princeが許してくれるなら。もう一度好きでいさせてほしい、と。
 
 
私はあの言葉でガラス玉を朝の光にかざしてもう一度耳元に飾ることができたわけです。
 
 
 
 
…え、これもしかして、
シンデレラガールを地で行くやつやん。
 
 
 

 
割り切るという形で気持ちを一方的に整理してきた私はここへきてKing & Princeと気持ちを確かめ合い、新しい一歩を共に踏み出すことができた。こんなにありがたいことはないと思っている。
 
 
 
紫耀のいるKing & Princeとお別れさせてくれたシンデレラガール2023は新生King & Princeの始まりでもあるんだと。いつしかそう思えるようにまでなった。

この曲をいつまでも呪ってしまうことがなくて本当に良かったと心から思う。
 
 
 
 
 
5周年も始まり程なくしてアルバムのリリースが発表された。

タイトルをピースという。

 
リード曲のMy Love Songは"愛の再告白"をテーマにした王道ラブソングだった。
 
 
 
 


 
 
↑はい、そういうことです。
 
 
 
 
この時から私の中でMy Love Songとシンデレラガールは対の存在になった。
 
 
シンデレラガール2023があるからMy Love Songがあるし、My Love Songがあるから廉と海人のシンデレラガールは成立する。これが私の理屈だ。
 
 
 
きっとツアーの一曲目はMLSだろうな。リード曲として解禁されてすぐに漠然とそう思った。


愛の再告白と聞いてから、私の中で恩返しと同時に終わってしまったシンデレラガールの物語を動かすのはMLS以外考えられなかった。

この物語の始まりにはMLSがあってほしい、5.23の愛の再告白ナシに私とKing & Princeの歩みは始まらなかったから。
 
 
 
 
アルバムの一曲目は静寂のパレードだ。試聴では同じようにこの曲で始まるライブも想像が出来たけど、リリースを経てもっと違うタイミングで噛み締めたい気持ちが膨らんだ。
 
静寂のパレードはMLSとは別にそれくらい想いを乗せたい曲のひとつで、個人的にピースの中で一番好き。静寂のパレードだけでも一晩語れる。
 
 
 


アルバムを通して聴いてみると至ってシンプルだった。
実際のピースのひとつひとつのストーリーにはもっともっと奥行きがあって、様々な愛の模様で織り成す人生が単純なわけないようにそれぞれの楽曲にある愛の形もまた多種多様だった。
 

だけど、静寂のパレードやMLSのような王道といえるジャニーズらしいJ-POPで始まり、Happy ever after、通常盤はTOGETHER WE STANDという分かりやすくラストを飾るに相応しい華のある楽曲で締め括られていて、こんなにもコンセプトに沿ってわかりやすいアルバムは今までKing & Princeになかったんじゃないかと思うくらいリスナーにとってやさしいアルバムだと感じた。


ただこれもアルバムの枠を飛び出してピースというライブになった時、セトリに新たに組み込まれた既存曲との親和性も相俟って解像度が抜群に上がったので、この人デレラとMLSだけでなんでこんな熱語り出来るんだろう?といまいちピンとこない人は取り敢えずライブを見てほしい。今すぐ円盤になれ。
 


アルバムの話に戻すと、

あまりのシンプルさ故に予想されるツアー本編ラストの一曲はどう考えてもHappy ever after一択だった。
 

 

ここで少しだけ友人の話を。


度々スペースにも参加してくれるNちゃん(SZ担。考察力に長ける。出会う数年前のラブシャでエンカウントしていた。音楽通。)とピースツアーが始まる前に交わしたセトリ予想がある。以下は彼女の考察。
 
 
5人時代ならHappy ever afterをラストに持ってくるイメージだけどそこを変えてくるんじゃないか。変えるとするならTOGETHER WE STAND

↑セトリ予想でこんな具体的に言及してくる他G担なかなかいないから全くおもしれぇ女ですよ。RecolorとTLC推してるところもSZ育ちって感じがめちゃめちゃする。
 
 
 
 
ただやっぱり、Happy ever afterは良くも悪くも既定路線だと思う。

 

シンデレラガールが背景にある(と私が勝手に解釈しているだけの)My Love Songで始まる物語はHappy ever afterで終わらせてほしかった。
 
今思えばこれは私がシンデレラガール2023と過ごした日々に美しく幕を下ろして欲しかっただけかもしれない。ぜんぶエゴ。
 
 
 
それはそうと、廉と海人はシンデレラガールをパフォーマンスするだろうか。
 
私の中でシンデレラガール2023はあまりにも"終わり"だった。恩返しとまで言われ、この曲にピリオドを打たれたような気持ちまである。
このまま5(6)人の歴史といっしょに封印してしまうのなら、寂しいけどそれなりの覚悟はできていた。
 
 
 
10年来の友である、こちらもスペースでお馴染みのSちゃん(めちゃめちゃ他界隈の友達だったのに気付いたらKTに魅了されてズブズブ沼落ちしていたSZ担)(Nちゃんと私を「君たちなんか気が合いそう」と言って引き合わせた張本人)からは、

「新生SexyZoneのツアーChapter IIではデビュー曲のSexyZoneがセトリ落ちだった」と聞いていた。


これもまた新しいスタートの形だしSexyZoneの覚悟の表れだったと思う。
(ちなみにオーラスのWアンコで同じくセトリ落ちしていたRUNと共に披露したそう)(RUNのセトリ落ちも聞いた時は衝撃だった)
 
 
 


私の中の理屈では先述の通り "シンデレラガール2023があるからMy Love Songがあるし、My Love Songがあるから廉と海人のシンデレラガールは成立する" のだけど、気持ち的にはセトリ落ちしても仕方ない。いつかきっとまた歌ってくれる。
そのいつかが来るまで同じ時間を共に歩めたら今はそれがファンとして幸せなことだ。

そう思って私は初日宮城公演までシンデレラガールを聴くことはなかった。
 
 
 
 
 
実際のセトリはこう↓
(見にくい)
 
 
 
 



 

 

 
 
 
 
ほら!My Love Songやん!(号泣)(嗚咽)
 
 
 


第一声、歌い出しを担う廉くんの声が歓声を誘い、それを追い掛ける海ちゃんの歌声で場内は笑顔に包まれた。

そっこーで噛んだ海ちゃんのドゥルルンも聞き逃さない。

(このMC絶対円盤に収録してほしい)
 
 


静寂のパレードはオープニングのセクションが終わりインターを経て第2ブロックの一曲目だった。

 
かぐや様ゾーン(と勝手に命名)の恋降る月夜明けでやわらかな夜明けを迎えられるようにと歌うそのセンスに脱帽した。

キラキラと眩いばかりの5KP曲のあとで『今日にサヨナラ』はあまりにも静寂のパレードすぎて困った。ここに静寂のパレードを配置するその解釈。あまりにも好きすぎた。
 


 
ちなみにNちゃんのラスト予想に挙がったTOGETHER〜はダンスセクションに入る前の中盤ブロックで最後を締める一曲として登場し全私がなるほど〜と頷いた。
 
 
King & Princeのライブを観たことがある人はなんとなくこの後のことが想像出来ると思うのだけど、ここからはインターを挟んで本編ラストのブロックに入る。毎回ダンスパフォーマンスで畳みかけるラストスパートの特効ゾーン。
 
 

ここまで来てお察しの通りシンデレラガールはパフォーマンスされなかった。
 

 
このブロックを抜ければ挨拶があり、最後はハピエバで締めるだろう。

デレラをアンコールのラフ着でやるとは思えないけどichibanと抱き合わせはもっとない。Chapter IIを迎えたSexyZoneのSexyZoneだってセトリ落ちしたじゃないか。
 
 
想像どおり、MLSで始まった物語はHappy ever afterで締まりめでたしめでたしだった。

 

ステージは一面ハートフルな演出(実際に見て楽しんでほしい)で彩られ、最後感極まって私は泣きながらステージの廉と海人に拍手を送った。ふたりは捌けることなく再びポジションについていた。
 
 
 
次の瞬間、聴こえたのは紫耀で始まるはずの歌い出しを丁寧にふたりで担う廉と海人の声。


聞き馴染んだ紫耀の声は聞こえないのに、ずっとこうだったみたいに廉と海人の声が心地良い。
 
 
King & Princeは私の単純で稚拙な予想では終わらせなかったのだ。
 
 
 

 

 
デレラやらないわけないやん!と言われたらそうだと思う。やるのは当然かもしれない。

 

でも私にとってはあまりにも"終わり"で、それくらいシンデレラガール2023は嬉しくもあり呪いでもあった。恩返しの気持ちはうれしかったけど、とにかくつらかった。
 

だから廉と海人も同じように辛ければ思い出としてしばらく胸にしまっても構わないよ…なんていう気でいたけど、それは私がそう思っていただけで廉も海人も堂々とシンデレラガールを本編のラストに置いた。華やかなロイヤル衣装に身を包んで。

そんなのさ、泣くやん。
 
 
 
改めてセトリを見ても本当に隙がないなと思う。
 
愛を伝えましょう からの 君に届けの親和性。
続くSDCを落とさなかったのは5人だったKing & Princeへの愛と過去の演出に対するリスペクトを感じずにはいられない。
 
ここだけでも怒涛の愛のリレーなのに、このセクションを愛は味方さで着地するサプライズ。愛やん。愛しかない。
 
 


好きな人はバンド曲の流れにもワクワクすると思う。

7MEN侍ありがとう。
 
彼らがバックバンドを務めてくれた海ちゃんのソロはロッキンだった。ラブシャだった。メトロックだった。

1Rの狭いアパートで備え付けのエアコンはなんだか効きが悪いし家電量販店で買って一緒に担いで帰った去年の型落ちの扇風機の風を浴びながらポットで作った麦茶で喉を潤す髙橋海人が見えた。(だけどもうお別れ〜〜)
 

 
唯一解釈に悩んだのはTLCからのきみいろだったけど繋ぎの演出が良すぎてアリよりのアリ。寧ろアリ。結果アリ。全国民永瀬廉に恋をする。国民的彼氏。国民的幼馴染み。国民的同期。国民的同僚。国民的同じクラスの3列横斜め前の席にいる好きな人。
 
 
 
 
ピースの物語はめでたしめでたしで終わりを迎えるのではなく、愛をもってループする。

それは私の中の"シンデレラガール2023があるからMy Love Songがあるし、My Love Songがあるから廉と海人のシンデレラガールは成立する" という勝手な理屈が図らずしも立証されたような、そんな感覚にさせた。

 

もちろんそれは彼らの意図しないところかもしれないけど、私が幸せならいいんです。

このピースというライブの心臓を自分が一番しっくりくる形で導くことが出来た。それだけで好きが深まるなら最高じゃん?


こうやってみんなが自分の中のKing & Princeといつまでも相思相愛でいられたらハッピーだなと思う。
 
 

 

 
…というお話でした。

 

今後他の公演を見て全然違った感情が芽生えるかもしれないし全く違うことを言い出すかもしれないので、今のこの気持ちが更新されてしまう前に。と思い、ここに残しました。


 
毎日心をすり減らすような話題ばかりで滅入ってしまうけど、

King & Princeはエンターテイメントを諦めずに今日もライブでファンのみんなを幸せにしようと前を向いていて、その健気さに胸を打たれる日々です。


 

大切なものを見失わないでさえいれば。


 
そう何度でも再確認させてくれるライブでした。ライブツアーピース。
最後までKing & Princeと共にみんなで完走したいよね。しよう。

2023年、振り返った時に最高にハッピーだった!って言える一年になるように。
 
 

⭐︎⭐︎⭐︎
 

永瀬廉の芝居は憑依型か否か。

 

 

 

 

(いつの話?っていう遠い昔に書いた個人のメモなので時差には目をつぶってください…)

 

 

 

 

 

おかえりモネ の放送が始まり、間もなく4週目に突入する。

(出だしからいつの話やねんってな…)

 

 

 

廉くん演じる及川亮くん。

放送前からその役どころに、『第二の主人公では…?!』と期待に胸を膨らませていたが始まってみて確信。

 

 

第二の主人公です(です)

 

 

 

 

 

私は演技や芝居に精通していません。ただ、芝居を見るのはとても好き。観た作品の数も多くはないし、新規開拓したいというよりは何年も何年も同じ作品ばかり観て満足しているようなタイプなので、ドラマ•映画•舞台合わせたところで通な方の比にもならないでしょう。それでも私は芝居を見るのが好きで、一丁前に好きな役者さんもいるし一丁前に好きな作品もあって、それらについては一丁前に話がしたいタイプの視聴者なので今日は一丁前に好きな役者の話をしようと思う。

永瀬廉っていうんですけど。

 

 

 

 

 

永瀬廉くんのお芝居。

憑依型か否か。(改めて)

 

 

 

りょーちんの纏うダダ漏れな色気とそれに伴う憂いや儚さもだけど、弱虫ペダルで100人抜きする坂道くんが陽炎の中からひめひめぺったんこ歌いながら自転車漕いでやって来た時にも思った。あれはお芝居の域超えていたな、と。ああいう時に思う。これが俗に言う、憑依…というやつ…なのか?

 

 

 

 

 

 

憑依型。

結論から言うと、私はそう表現されることに対してどことなく違和感があり腑に落ちていないのでした。

 

 

 

 

 

永瀬廉くんにとって"おかえりモネ"の及川亮くんはハマり役だと思う。でもここで廉くんにりょーちんが憑依している、と表現することに個人的にはやや抵抗があるのです。りょーちんが廉くんに『取り憑いている』と表現するのは違うのかな、と思ったんですよね。一丁前な感想ですけど。

 

 

 

 

廉くんの演技は"構築型"であり"俯瞰型"。こう解釈する方がストンとくる。

異論は認めます。加えて言うとこれは褒めてます。それはもう、めちゃめちゃ。

 

 

 

 

役者に於いて"憑依型"って称賛されがちで、実際素晴らしい才能だと思うし、そう評される役者さんの演技はやはり凄いな〜と感心する。

 

 

 

これは好きな役者のひとりである稲葉友くん(私の大好きな仮面ライダーマッハの中の人!)の話になるのですが、とある舞台で熱演され、終演後舞台袖に捌けるも放心状態にあり、なかなか自我が戻らず共演者の方に「戻ってこい!」と抱き締められたことで漸く我に返り、途端に涙が溢れて暫く泣き止むことが出来なかった──というエピソードがあって、これを聞いた時に(あーこういう人を"憑依型"というのだな。)と思った。何をもってして"憑依"と捉えるのかは一概に言えないけれど、この件に関しては、ホンモノの役者、おったわ…。と本気で思ったのでした。

 

 

 

 

芝居のパターンがいくつかあるとして、そのひとつに"憑依型"があるのなら、また別のパターンに"構築型"も存在すると思っていて、演劇界隈でよく耳にするワードとしては"俯瞰型"というパターンもあるのですよね。その違い?わからんよ。私素人やし。それに、そのどれもが自分ではない誰かに命を吹き込み演技していることには変わりないもんね。

 

 

元も子もない話をしてしまったけど、グルグルと考えてしまうタイプのファンなのでここまで読んでまだお付き合いいただけそうならこの先いよいよ廉くんについてお話ししたいのでもう少しだけ読んでもらえますか。

 

 

 

 

亮について「モテ要素の役作りは苦労していない」としながら(いっそ清々しくて大好きな永瀬廉であった)、廉くんが『亮ならこんな時どうするかな?』と想像を張り巡らせ、自身の中に元々備わっている優しさの部分を120%引き出し、監督や時に父親役の浅野忠信さんと語らいながら共に細かい描写にまで気を配る。そうして 及川亮 というひとりの人間を丁寧に作り込んでいく様はまさに"構築型"と言えると思う。

 

 

永瀬廉という名を役者として浸透させるきっかけになった日本アカデミー賞新人賞受賞作品•映画 弱虫ペダル でも、廉くんが様々な媒体で作品を振り返る場面にて、演じた小野田坂道くんをまるで本当に実在する友人かのように語る様子が見受けられた。これ自体がキャラクターを客観視出来る"俯瞰型"であると言えるのかな、とも思ったり。

 

 

 

 

この、実在する友人かのように語るっていうの、今まさにりょーちんと廉くんの関係性にも感じていることだなーって思って、廉くんの役への向き合い方とか、役者としての在り方みたいものの一貫性を感じてまたひとつ廉くんの役者としての好きなところが増えちゃったよね。

 

 

 

亮と自分自身で通ずる部分に深く相槌を打ちながら、それでも「僕には亮の生き方は出来ない」とハッキリ線引きする廉くん。それは亮のようになりたくないのではなく亮の生き方をリスペクトしているからだし、同時に自分の生き方にも胸を張れている証拠。ちゃんと 永瀬廉 という立場からキャラクターを見れているんだよね。「亮にはどうか無病息災でこの先も長生きしてほしい」と願っていた廉くんは、ここでもやっぱり亮を実在する人物のように語っていて、それもまた印象的なのでした。

 

 

 

廉くんはりょーちんに取り憑かれているのではなく、命を預かっているみたいだなって思う。

 

りょーちんの言いたいことを代弁するのではなく、りょーちんに言わせてあげる為に体を貸してあげているような。憑依させてあげているような。廉くんがりょーちんの心臓を預かって、芝居の中で丁寧に『生きる』をしてくれるから、りょーちんが本当に存在するかのように感じるのだろうな。

 

 

(追記↓

今日のツイートではこのシーンを憑依と言い表したけれど、過去の自分の言葉を引用させていただくと、やっぱり"憑依 させてあげている"ように感じる。これもまたひとつの憑依型のカタチなのかな。怒りという感情のコントロールの話(TL参照)も、廉くんは取り憑かれるタイプではなさそうだから感情にコントロールされることなく、自らで怒りも涙も操るし引き摺ることもないのかな?と思った。)(知らんけど。)

 

 

 

 

でも、亮に漂う憂いや儚さは確かに廉くんの中から生まれたもので、こうやって潜在的に廉くんの中に存在している"アイドルの永瀬廉"とは全くの別人格を引き出して魅せてくれるキャラクターたちには敬愛しかない。廉くんを変身させてくれてありがとう。廉くん今、自分ではない誰かになれることが楽しいって言ってくれてるんだよ。それは廉くんがこれまで演じたキャラクターたちが魅力的な子達で、花穎さま、千空くん、明智、小野田くん、りょーちん…みんなが廉くんと友達になってくれたからだと思ってるよ。

 

 

 

芝居なんて考えるな!感じろ!だと思うし、役者の演技パターンを分析するなんてナンセンスかもしれないけど、廉くんの演技に対するインプットしようという溢れんばかりの意欲や、それらをアウトプットする為にこれからも積極的にお芝居に取り組みたいという気持ちを知ってしまったからには語らずにいられなかったです。あースッキリ。

 

 

 

ここまでお付き合いくださった方はありがとうございました。

もしかしたらこの文章、どこにもアップすることなくただの掃き溜めとしてiPhoneのメモに眠り続けることになるかもしれないけど、それはそれでいつか思い出して読み返すかゴミ箱に行くかだろうね。まぁそれもいいとしよう。

 

 

おかえりモネ、まだまだ始まったばかりですが楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…というのが10月現在、iPhoneのメモに残っておりまして。

いつもこう。大体こう。メモかツイッターの下書きに溜まっていくのよな。

結局どこにアップされることなく本当に眠り続けていたので発掘したついでに供養させていただきますね。

 

おかえりモネ、残り二週。

泣いても笑っても、残り二週。

 

及川親子の行く末を見守り、

廉くんのお芝居を噛み締めましょ〜!

 

 

☆☆☆

 

 

 

『僕は違うみたい。』viviを読んでべしゃべしゃに泣いた話。


 

 

 

 

 

前回、日日恋廉を読んでブログを書いたのももう半年近くも前のことだそう。は、早い〜。



あの時、廉くんの中で育った"諦める"という感情を知って打ちのめされるような想いだった。いつかのテキストで『順風満帆に見えていたら勝ち』と話してくれた廉くんの、語られなかったもうひとつの背景そのものだったように思う。

 


実際は挫折や諦めの連続で、だけどその時"諦める"という選択肢があったからこそ存在する私の知ってる"永瀬廉"くんとその現在。

 

 

廉くんから吐露された"諦める"という感情が私の知っている諦めのエネルギーとは随分とかけ離れたとてもポジティブなものだったことが印象的な日日恋廉10日目。未だに私の中に深く根を張っていて、(何度もは読めないな…)と思っていたはずが ふとファイルを取り出しては読み返していたり。

 

 

 

廉くんを諦めさせたのは“みんなと違ってしまった自分”だと思ってた。

 

ぼくはこう思うけど周りは違った。ぼくはこうしたかったけど周りは違った。確かにそれもあったと思う。本人がそう言ってるんだから。でも、今回のviviを読んでそれだけじゃなかったんだろうなって思わされた。

 

 

 

 

 

 

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ここから先は、自分のツイートの下書きを加筆して繋げたもの。

いつも以上に拙いけど読んですぐのぐちゃぐちゃな感情をそのままに残しておきたくての備忘録。正直言ってviviでこんな気持ちにさせられると思っていなかったから本当にぐちゃぐちゃ。これを見ている物好きな人で(嘘。見てくれる人がいたのなら開いてくれてありがとうございます!)もしまだvivi読了していない方はどうかフラットな状態でまずは廉くんの言葉に触れてみてください。すっごいよ(泣)。ご自身のファーストインプレッションを大切に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ、これviviだよね? 

 国宝級イケメンお祝いカバーだよね?

ファッション誌ってパーソナルなことに斬り込むのうまいよね…やられた。



21歳。

アイドルでありながら大学生の限りある時間。


お誕生日にはまだ早いけれど、21歳の永瀬廉をまるごと詰め込んでパッケージにしたような1冊だった。



まず第一声に『おめでとう』

こんなにハッピーな気持ちにさせてくれて本当にありがとう。

誌面を飾る廉くんの表情は凄く自然体で、キメてる顔を見ても(嬉しいときに照れながらカッコつけちゃうとこんな顔になるんだなぁ)とレンナガセの企業秘密を知ってしまったような気分にもなったり。ふふっ。

 


瞬きをすればあっという間に通り過ぎていってしまいそうな21歳大学生の儚さ。



国宝級イケメンの置き土産というよりは、私にとっては永瀬廉 21歳 大学生の記録という印象。ページを捲るのがこんなにももったいないと思わせてくれた雑誌はそうない。Q&Aはひとつひとつ、廉くんらしいなぁ。これは知らない廉くんだなぁ。と時にクスクス笑わせていただきながら1ページ1ページ大切に読ませてもらった。





私が読むのに躓いたのは、次なる目標を訊ねられた廉くんの回答。


『目標を立てることはしない』

viviに限らず近年のインタビューではずっとそう語っている。

 


自担の目標はファンの目標。

Mr.KINGでCDデビューして、ライブをして、いつかこの3人で……。

いつかはこうしたい、こうなりたい。それらを自担から聞けるのはファンにとって彼らの成長を感じられるひとつであり、彼らと共に見る夢。だったはず。


私はデビュー出だから実際に廉くんがJr.の頃に掲げた目標といえばテキスト上で読んだことのある情報でしかないけど、そうやって彼(ら)が明言した目標をひとつずつ叶えていく姿を永瀬担さん、KING担さんは楽しみにしていたことと思う。

 


『Jr.の頃はCDデビューが目標で、そこがスタートだと思っていた』


そんな廉くんが、

『目標を立てることで何かをがんばれるっていう人もいると思う』としながら、


『僕は違うみたい。』と答えた。

 

 


頭の中はあの日の日日恋廉でいっぱいだった。あの時感じた打ちのされるような感覚。誌面を握る手はちょっと震えてたと思う。

 



…これviviやんな?(表紙を確認する)

 


 

廉くんの挫折や諦めを知ってしまってから読むそれはまるで、

これまで目標を立てて頑張ってきたけど必ず叶うわけじゃないと知ってしまった。このやり方はぼくには合わないみたい。 

と言ってるようだった。次の瞬間テキストは涙で滲んだ。

 



…これviviやんな?(もう一度表紙を確認する)

 



廉くんが違ってしまったのはみんなじゃない、夢や目標をしっかり立ててひとつひとつ積み上げていた過去の自分自身なのかもしれないな。ってその時ふと思ってしまったんだよね。


輝く今があるから、廉くんのその著しい成長過程にある挫折や諦めを知っても「大丈夫、永瀬廉の未来は明るい!」と言えるけど、『僕は違うみたい。』と気付いてしまった瞬間を思うと少しだけ虚しかった。


 


お祝いムードの中これをツイートする気はなかったし、おめでとうもちゃんと言えたし。


下書きのままいつかまた思い出して読んで、ひとりでチクッとして。それでもういいかな、とも思っていた。ところが12/26の質問箱にてこの下書きの中でひっそりと息をしていた、トゲの刺さったような気持ちを同じように感じていた永瀬担さんからの投書があり、それを読んで私は発売日以降開かなかったviviをもう一度読んでまた泣いた。






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…泣いた。


返信は要らないと言われたんですが…私だけが読むには勿体ないくらい考えさせられたし、シンプルに主さんの廉くんを応援するスタンスがあまりに素敵だったので共有。私のツイートを興味本位でも見てくださっていて、今これを読んでくれている永瀬担さん、KING担さんならばきっと何か感じてくれるだろうと思う。

 




まず映画のワンシーンに擬えた時点でめちゃくちゃ刺さったよね。この人にブログ書いてほしい(マジ)。



主さんの、Mr.KINGの場面に特別な想いがあるから永瀬オンリーだけどしょうかいを一番大切な登場人物だと思っている、っていう例え。めちゃくちゃ好きです。めちゃくちゃ、好き。



廉くんのナチュラルな言葉やリラックスした表情から受ける儚さの理由を言葉にしてくださってストンと腑に落ちた。



『今の僕にとって一番の活力は友達と遊ぶ時間』 


廉くんの中にある"普通"の感覚。





この時のツイートは紫耀くんのことを思い浮かべてのものだったけれど、普通の感覚でいられる学生生活が終わってしまった時、廉くんがどうやって仕事と普通の生活とのバランスを取っていくんだろう?とふと考えてしまった。



廉くんは卒業したらグループと向き合う時間が増えて、もっともっとスキルアップしてグループのお仕事もソロのお仕事も充実すると思ってる。

グループが今後おおきく動き出すとしたら廉くんが卒業してからだと思ってるし、廉くんがグループに向き合う時間の比率が上がれば上がるほどグループは良くなるだろう。

いいこと尽くし。そんなことばかり思ってた。



廉くんが所謂"普通"の友達の話をすればする程、微笑ましい反面、大学を卒業したらどうなってしまうんだろう?普通の感覚から引き離されてしまわないか。主さんの言うような、ギャップが生じることで途方に暮れてしまわないか。


友達との普通の時間があって、今のこのviviの中で見せてくれる自然体な永瀬廉が存在するのだと思うと、残り少ない大学生である永瀬廉がとても儚く見えてならなかった。




廉くんのことだからきっとうまくやる。

勉強してた時間これからは遊べるやん!なっ!…ってそれくらいポジティブでいてほしい。(ちょっとバカっぽいけどプライベートではこれくらいテキトーでいてもいいんだからね!)




廉くんがどれだけ国宝級イケメンだと言われても彼が大切にしているのは"普通"で、そんな彼の中の普通の感覚に触れる度、私は心の中で(普通を犠牲にさせてごめんね)と(アイドルでいてくれてありがとう)を繰り返していたから、この箱を読んでより一層廉くんを突き動かす"普通"を守りたいと思ったし、そしていつか、主さんの言うように未来の廉くんへは『最後はファンに甘えて自分を優先した決断してね』と言いたいな。






少し前に、

 

廉くんと紫耀くんのアメリカに対する意識の差…それはどっちが世界への意識が高いとか低いとか、強いとか弱いとかっていう話ではなく、2021年、彼らがやるべきことに於けるアメリカへの意識の比率の差、についての投書が立て続いて私自身も色々考えさせられたのだけど、

廉くんはこの鬱屈とした世の中でもしっかり現実を見据え、今すぐに求められることをファンが欲しい言葉で分かり易く提示することで誰も置いてけぼりにしないアイドルのプロだし、紫耀くんはファンに「こんな時代でも僕らは希望を持って諦めずに夢を持って活動しているよ」とでっかい夢を見せてくれるアイドルのプロだと思ってる。

 


回りくどくなったけど、このふたりの意識の差から見る廉くんの在り方こそが今回viviで廉くんの語った仕事に対するスタンスな気がしたんだよね。

 


Jr.の頃なのかデビューしてからなのか。変えざるを得なかった部分も勿論あると思うけど、『僕は違うみたい。』と気付いてからは意図してこれからはこうしようというシフトチェンジがきっとあって、それは自分が自分らしくいる為だったり、普通の感覚を損なわない為の、自分が変わらない為の策でもあるような。そのおかげで廉くんは自分に合った仕事の仕方を見つけられたように思うし、その結果が2020年の飛躍に繋がったのだから廉くんにはきっとこれが合ってる。

 

 


『目の前のこと一つ一つをがんばって、その結果の上に次のステップがあればそれでイイ』

 

 

この姿はきっとJr.の頃から今に至るまでずっとずっと変わらない、永瀬担さんの好きな廉くんの姿だと思ってる。

 


こういう賢明で地に足ついて成長していく様子は安心して応援出来るし、例えば紫耀くんの掲げるような、大人に「まだ早い」と言われてしまうくらい大きな目標を確かなものにしていく為のステップアップに 廉くんのような目の前のやるべきことにまずは尽力していくメンバーは不可欠だし、紫耀くんが駆け足で取りこぼしてしまったものをキチンと回収して補うのは廉くんでしかないと思ってるくらいには廉くんの仕事に対する身のこなし方に信頼を置いてる。2020年12月現在。


そういった積み重ねの先に自ずと世界が見えてくるだろうとイチファンの端くれとしては感じているので、最早廉くんに委ねることで勝算あるのでは?とすら。

(この話題はいつかの質問箱でめちゃくちゃ質問主さんと語ったので読みたい人は見つけてみてね)

 (今回名前が挙がらなかった海ちゃんのこともそちらでは触れています)

 



目標にブレず直向きな紫耀くんが私は好きだし、
目標に左右されない、目の前のことに直向きな廉くんも私は好きだ。
ひとつのグループにどちらの思考が欠けてもならない。だから私はどちらも兼ね備えているKINGが好き。

 


 

 

廉くんが言うように、目標を決めても必ず出来るわけではない、それはその通りだと思う。普通に生きててもそう。いくつまでに結婚したい、とか、子どもが欲しい、とか。もっと身近なことでもいいよ。今日はこの小説をここまで読もう、課題をここまで仕上げよう。とか。


でも、そう決めたものの、じゃあそれを達成出来なかった時に「成し遂げられなかった」という感情がついて回るくらいなら、私は目標なんてなくてもいいかなと思ってる。いつも通りの積み重ねの上で、今日もここまでやったよGood jobと思えたらそれがいい。(突然のFocus)(だけど真意じゃない?)

 




 

 

 


 



そんな廉くんだけど、今でもいつも通りの積み重ねの中で見出したやりたいこと、"いつかはなりたい自分"を教えてくれてるからそこは有り難く同じ夢を見させてもらっている。勝手に。

 


いよいよ廉くんがなりたい自分のひとつに『世界で通用するグループ』を掲げるその日まで。一緒にその歩みを見守っていけたらいいな。






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(しょーもなくてツイート出来んかった下書きもついでに供養)






vivi めちゃめちゃ良かった()


仕事の休憩時間を使ってお礼のおハガキ執筆中。もしひとりでもこれを読んでくださっている方がいるなら、ぜひいっしょに編集部さんに感想伝えましょ〜〜〜!




永瀬廉くん。

国宝級イケメン2020二連覇おめでとう。

更なる飛躍を楽しみにしています。

みんなあなたのことがだいすきだよ。


それではみなさん、

良いお年を!



⭐︎⭐︎⭐︎




(海ちゃん担さん、平野担さんから来た思わず唸ってしまう投書もあるんでした!また来年改めてどこかのタイミングで。)(KING担楽しいね!)





11/14に箱入れてくださった古参のMr.KING担さんへ

 

 

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古参のMr.KING担さんこんばんは!

 

どうしてもお返事をしたかったのですが、拝読後しばらく放心状態になってしまいました。

主さんが考えさせられたと仰った『他担や新規にはわからない気持ちもある』の投書をくださった古参さんにも届くといいな、の想いも込めてお返事させてください!

 

(内容伏せても良いとのことだったので、本当はそのまま同じ想いのKING担さん達に見てほしいですがセンシティブな部分は伏せました)

(質問箱の仕様で内容伏せての回答が出来ないのでこんな形になりました、すみません)

 

 

 

 

デビューそのものが一部の古参さんにこんな想いをさせてしまう出来事だったこと。改めて思い知らされました。色んな方が『3人が離れないでいてくれただけでも良かったと思おう』としている姿を見てきました。でもその裏にはきっとこの感情が付き纏っていたことと思います。それも現在進行形なのかもしれないです。

 


『3人が前を向いてくれるから、一緒に前を向けなくなった分厚いKING担さん達は降りてしまう』

現在のKINGが前進すればする程、いつだって前を向いて突き進む大好きなMr.KINGの背中を投影してしまうでしょうし、同時にそんな大好きな背中で彼らの背負うものがMr.KINGでないことを突き付けられては耐え難いと感じ離脱してしまう古参さんは沢山いたことと思います。廉くんがデビューする時に『KING関係ないグループ名にしたかった』というようなことをお話ししているテキストを読んだ時、KINGの影を重ねながら応援しようとしている私にとっては一抹の寂しさがありましたが、主さんのように、引きずらず想い出にしたかった分厚いKING担さんにとってはこれ以上ない優しさだったんだな、って今更ながら思いました。(都合良〜!)

 

そして、これって実は【Mr.KINGを追えなかったことの後悔があるから今のしょうれんかいが過去になってしまう前に、今のKing(敢えて小文字)の彼らのことはせめて見届けたい】と思う新規の私とは真逆の思考なんですよね。

もしかすると分厚いKING担さんの中にはこうした前向きな新規を見てツライ想いを抱く人もいるかもしれない。KingはMr.KINGじゃないのに、新規のそれはKING担なんかじゃない!って思う人もいるかもしれない。これもきっと、新規には分からない古参さんの気持ちであって、それでもしょうれんかいをこれ以上戻れない過去にはしたくないと現状にしがみつく私の想いもまた古参さんには分かってもらえない新規の気持ちなのかもしれません。

 


伏せた部分になりますが、KING担さんが愛したMr.KINGの良さが損なわれ、武器だったものが軽視されてしまうこと。これを耐え難いと感じるのは当然だと思うんです。だってですよ?私含め新規のMr.KING担が増え続ける理由もきっとそこにあって、それこそがMr.KINGの魅力の一部なわけですから。

 

古参のKP箱推しさんに「当時の空気も知らない新規がKPよりMr.KINGの方が良いと思える意味がわからない」と言われることがありました。そうかもしれません。でも新規の端くれが映像として残されるMr.KINGのパフォーマンスを先入観なしで観ても「かっこいい!」と思ったんだからそれはもう紛うことなくMr.KINGはかっこいい(かっこいい)。

「新規がMr.KING担になる意味がわからない」という箱推しのエゴは私には通じないです。だし誰にも邪魔させない。同じように古参さんの気持ちも誰にも邪魔されてはならない大切な感情です。デビューして良かった、と箱推ししているKING担さんがいることも知っています。それはそれで大切な感情のひとつで、該当する人は誰にもその想いを邪魔させることなく守り続けてほしいです。好きに対するどんな想いも蔑ろにしたくないですし、されるべきではないですし、主さんが伏せ字の部分でこんなことを思っちゃうのは最低ですか?と訊ねられた部分に関しても、絶対的に寄り添いたいと思いました。

 


主さんの投書と日を同じくして『KING担つらいと思うこともあるけど』という箱があり、分厚いKING担さんにとってはKINGがKingである以上ずっとずっとツライんだよな…わかります(泣)と思いながら、毎日赤黒黄で沸いてオタク楽しんでる私なんて、分厚いKING担さんから見たら軽率なファンだと思われてるんだろうなぁとも考えたり。そんな時、主さんに『KING愛を感じる』と言ってもらえたこと、主さんのような古参さんが今でも『応援できる間は愛でていきたい、尽くしたい』と仰ってくれることが凄く凄く嬉しかったです。ツライと感じることがあっても、立ち止まって過去を振り返ることが何度あっても、今私が大切に想うKINGたちは、あの儚く通り過ぎた10代を 古参さんたちと共に"Mr.KING"として過ごしたから存在するんだってこと、ふとした時でもいいので思い出していただいて、胸を張って現在のKINGを末長く応援していてほしいです。

 

はぁ。なんだか心がじんわりしちゃいました。どんなにMr.KINGの過去を映像で振り返ったって、テキストを読み漁ったって、かっこいい!ってワクワクしながら写真を見たって、それは映像でしかないし文字でしかないし写真でしかないんですもん。その先の感情を膨らませるのはモノクロの絵に色付けするような感覚で、私にとって古参さんからのメッセージって、ここはこんな色でもっとこうだったよ、とヒントを与えていただいているようなものなんです。ここはこの色であなたの塗った色は間違っています。と言われても、同じ時間を過ごしたKING担さんでさえそれぞれに想いがあってそれぞれに答えがあるように、正解はその人の中にしかないから、あくまでヒントとして受け取っています。今日もまたひとつ、主さんの大好きなKINGの背中を知れました。こういうことがあるから質問箱続けたいって思っちゃうんですよね!(泣)最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

 

 

 

 

日日恋廉読んで怪我した話







20207月号のMyojoに掲載された【日日恋廉】を読んでの感想。第一印象で感じたことを残しておきたくて、アカウントだけ作って機能していなかったここに今の想いをそのまま置いていこうと思います。壁打ち用だからってなんでおにぎりにしちゃったんだろう。めちゃくちゃダサい。







今月号の日日恋廉、なんかもう二度と読みたくないくらいしんどかった…(繰り返しページをめくりながら)(読みたくないんじゃなくて読めないって感じ)(繰り返しページをめくりながら)






廉くんの言う「10代のとき」ってついこないだじゃん。ここで、(10代っていっぱい悩むし いっぱい葛藤するよね それを乗り越えて成長するんだよ、わかるわかる)って読み進めると唱えだしたのは「諦めることの大切さ」







トンカチかなんかで頭ぶたれたかと思うくらいグラグラした。そんなガツンとしたショックじゃないかな、もっとじりじりと身を焼かれるような感覚に近いかも。


とにかく今はこの言葉で私自身、怪我したことはわかる。それも結構深く。






諦めないで頑張れば夢は叶う!って言いそうじゃん。ジャニーズって。

諦めることの大切さ を唱えるのがデビュー2年目のグループのメンバーって……闇深……



(闇とは言っても全文読んだ方なら決してマイナスなだけではなく諦めることも時には廉くんの真っ暗な足元を照らす光になっているのは承知のはず)








この先、もちろん全部憶測。

だって廉くんは具体的なことなんて一生かけても教えてくれないと思うから。

的外れも 解釈違いも 異論も認めますが受け付けてはいないので読んでくれたひとはやさしくしてね。

















諦めることの大切さ。


これは廉くんにとって仕事面だけじゃなかったんじゃないかな。引越しを繰り返していた幼い頃からぶち当たってきた壁だと思う。よく泣いていたらしい幼少期の廉くんはとても健全に諦めることを覚えたんだろうな。もちろんまだ諦めるなん言葉知らないだろうし 感情としてインプットされたに過ぎないけど。









仕事の面でぶち当たったみんなと違ってしまった自分




諦めることもひとつの手段であると納得するまでにどんな思いで日々をやり過ごしてきたのか。



一日二日で解決できることでは決してなかっただろうし、それが仕事のことであればなおのこと。対誰かとの間で生じた歪みである以上 ひとりで解決に導けるものではないなんて誰が直面したってわかる。





どうしたってこの場面では、

「波風立てることを恐れず意を決して自分の想いを伝える」or 「誰にも伝えずひとりで飲み込む」の二択になっちゃうよ。それを課せられる10代の永瀬少年。幼少期のように泣いて腑に落ちるレベルのことでは勿論ない。重い。重すぎる。










諦め切れないモヤモヤを抱えたままぐるぐる考えてしまうなんてことは生きていれば多かれ少なかれ経験するであろう事象だけど(KING担のみなさん聞こえますか…)(葛藤こそすれどみなさんとは想いを共有する、という手段があって救われてます)、廉くんの抱えたモヤモヤは諦めるという形をもって消化されました。











(諦め、という言葉を使うのは違うと思って良く言って協調性、悪く言えば妥協という表現をしたんだけどじゃあ譲り合いって誰と何を?って思ってしまった、今。譲るばかりでは身を削る一方だよ)



(同調圧力と言えばかなり悪意があるけど(ごめんね、多分このツイートしたとき相当イライラしてたんだろうなぁ)別の意見を言い出せない空気ってそういうことに繋がってしまいかねないからグループ全体でもっとあーでもないこーでもないっていう話もしてほしいな。輝く姿を望んでいるファンの為にも、成長したい自分達の為にも。)











廉くんをそこまでさせたのはなんだったんだろう。

みんなと何が違ってしまったんだろう。



希望いっぱいに活動するみんなの中で諦めを知るには早すぎたのでは?なんて外野のコッチが思い詰めてしまいそうになるんだけど、

廉くんの生きる世界は諦めた先にある場所だけではなくて、

一歩踏み出せば 諦めるとか粘るとかそんなのどうだっていい「好き」だけでお互いを求め合えるたくさんの仲間が待っている場所があって、

そうやっていろんな場所で育ててもらった【永瀬廉】っていう人間が一周も二周もして手に入れた感情なんだと思うと、ようやく手にした廉くん自身がこれ以上傷付かない為の手段でもあるのかなって思ったりもした。




(不器用だと言われがちな廉くんだけど、そういった部分を補うツールにもなり得ているかもしれない。)


(実際、この選択が端から見れば順風満帆に見えるわけだから。)








ここまで読んで思い出したのは紫耀くんのあの言葉。








私は当時を知らないけれど廉くん言ってるんだよね?「紫耀にはなんでもお見通し」だって。今までのことはもうどうしようもない。過ぎてしまったことだから。廉くんも前を向いてる。でも「窮地に陥ったとき助けてくれるのは紫耀だと思う」と言った廉くんのことを、紫耀くんにだけは見て見ぬ振りしてほしくないな。


…なんていうこれはちょっと夢を見過ぎている自覚はあるから突っ込まないで。出来ればこの先そうであれ!という願い。








恐らくKING担の方が今回の連載読んで思い浮かべたのは大方同じ時期のことだと思う。都合良く受け取っちゃうよね。受け取り方は人それぞれなんで。そこは都合良く捉えさせていただこう。





廉くんの選んだ選択肢は諦めだったけど、心の中では現実に抗おうとする気持ちが彼の中にあったんだと思うと結局分厚いのは君か〜〜〜っていう気持ちになる。なった。こうなったらいよいよ10000字インタビューして欲しかったなって……あっても廉くんは教えてくれないんだろうけど。まぁそういうところだよね。レンナガセって。









テーマが葛藤だと知った瞬間からすっごい身構えた。何話すんだろうって。そしたらお菓子の話でしょ。アイスの話でしょ。れぇぇぇんさん!ねぇってば〜、って感じ。







あと、


グループ史上最高難度と銘打つ今回のシングル曲のMV撮りでひとり振り入れが遅れてしまったっていうのは控えめに言って聞いてるこっちまで焦ったし、

あの(本人の口からは「自転車に乗って風になった」「太もも太くなった気がする」「寒くて鳥肌で大根おろし出来そう」などの表現に留まったが現場曰く)過酷な映画の撮影終わりに最高難度の振り入れ個人練習……つくづく思う。アイドルの底力。凄い。





(一時期メジナのダンスが最高難度にあたるのか否かっていう話題が挙がったけど今回はこの話置いとこうかな。でも言わせて〜!私はKING力がMAXに発揮されなくて残念だったなとは思いつつも、難易度云々さておいてメジナの振付は好みだって言い続けてるんですが当時の濁流のようなTLに流されて全然賛同を得なかったの、めちゃくちゃ悲しくて記憶に残ってる。そこかしこでつまんないってばちぼこに貶されたけど、そんなダメ?)









諦める という感情が自分の気持ちに蓋をするものではあってほしくないけど、自分を守る為のものであるのならそれもいいな。って思ったよ。


そうやって大切にしてきた自分の気持ちを廉くんだってそう簡単に開け広げることはしないだろうし、それ以上はファンとして踏み込まないでおきたい。し、廉くんもKING担の気持ちに触れずとも頷いてくれてる。気がする。





どうやったって戻れないのは一緒なら、こういう事を思っているのも一緒がいい。というお話。こっちが勝手に負った怪我だけど、ながちゃんもお揃いの傷痕背負ってたりして。ちゃんちゃん。