ピースに思うこと

 


 
 
↑私の宝物です。
 
 
 
 
promise to always be your #KingandPrince.
 
あなたのKing & Princeでいられることを約束します
 
 
 
これはシンデレラガール、最後の1フレーズ
 
I wanna always be your King & Prince
 
このフレーズにかけたものだと思っています。
 
 
 
シンデレラガール2023を経てwanna は promise になり、
彼らはここにKing & Princeで在り続けることを約束してくれるのでした。
 

 
 
 
それがあの日の私にとってどんな意味があって、その後のピースに何を思ったのか。140字に収まらなかった想いをここに書き連ねておこうと思う。

 

 

先にお伝えすると、めちゃめちゃ長いです。たかがファンのひとりごとです。

心やさしい方にしか読み進められない仕様となっています。

でも愛はいっぱい込めたので目を通してもらえたらうれしいです。
 
 
 

 


 
 
 
私は廉と海人が好きです。
加えて、紫耀が好きでした。
 
 
例え紫耀のいないKing & Princeであっても大好きな廉と海人がいてくれる。寂しくとも応援する気持ちは変わらない。

わかってはいても5/22を迎えるのはつらかった。あの半年間は今も言葉にできない。
 
 
 
シンデレラガール2023はとんだ置き土産だ。

5/23からはもう二度と見返すことはしないだろうと思っていたので、その日が来るまで後悔しないくらい何度も見て、泣いて、歌詞をなぞって…

 

解けていく魔法と解けない魔法の狭間でじっとその日を待つことしかできなかったのを覚えている。
 
 
 

Mr.5がリリースされてから5/22までのシンデレラガール2023と過ごしたわずかな時間。

 

それは夢のようなひとときであり、同時に恋の魔法には期限がある、時が経てば宝石もガラス玉をKing & Prince本人から突き付けられる虚無の時間でもあった。
今思い出してもつらい。いやぁ…つらかった…
 
 
 

 


決して心が離れてしまったわけではないけれど、永遠や愛を誓ってくれたKing & Princeの5年間に対してどこかしらけてしまっていたのは本当で、
先が見えない中なんとか廉と海人が絞り出す "今言える限りの未来の話" に縋って今にも解けそうな魔法と萎れてしまった心を保っていた。
 


 
だけどあの日、5/23

 

日付が変わって廉と海人の新ビジュアルと共に届けられた"あなたのKing & Princeであることを約束します"という誓いの言葉は私の中に潜んでいたネガティブを払拭し、ふたりが守り抜いたKing & Princeのそばにいたいと改めて思わせてくれた。
 
好きを継続することを諦めそうになっていた私のことを、もしも廉と海人が、King & Princeが許してくれるなら。もう一度好きでいさせてほしい、と。
 
 
私はあの言葉でガラス玉を朝の光にかざしてもう一度耳元に飾ることができたわけです。
 
 
 
 
…え、これもしかして、
シンデレラガールを地で行くやつやん。
 
 
 

 
割り切るという形で気持ちを一方的に整理してきた私はここへきてKing & Princeと気持ちを確かめ合い、新しい一歩を共に踏み出すことができた。こんなにありがたいことはないと思っている。
 
 
 
紫耀のいるKing & Princeとお別れさせてくれたシンデレラガール2023は新生King & Princeの始まりでもあるんだと。いつしかそう思えるようにまでなった。

この曲をいつまでも呪ってしまうことがなくて本当に良かったと心から思う。
 
 
 
 
 
5周年も始まり程なくしてアルバムのリリースが発表された。

タイトルをピースという。

 
リード曲のMy Love Songは"愛の再告白"をテーマにした王道ラブソングだった。
 
 
 
 


 
 
↑はい、そういうことです。
 
 
 
 
この時から私の中でMy Love Songとシンデレラガールは対の存在になった。
 
 
シンデレラガール2023があるからMy Love Songがあるし、My Love Songがあるから廉と海人のシンデレラガールは成立する。これが私の理屈だ。
 
 
 
きっとツアーの一曲目はMLSだろうな。リード曲として解禁されてすぐに漠然とそう思った。


愛の再告白と聞いてから、私の中で恩返しと同時に終わってしまったシンデレラガールの物語を動かすのはMLS以外考えられなかった。

この物語の始まりにはMLSがあってほしい、5.23の愛の再告白ナシに私とKing & Princeの歩みは始まらなかったから。
 
 
 
 
アルバムの一曲目は静寂のパレードだ。試聴では同じようにこの曲で始まるライブも想像が出来たけど、リリースを経てもっと違うタイミングで噛み締めたい気持ちが膨らんだ。
 
静寂のパレードはMLSとは別にそれくらい想いを乗せたい曲のひとつで、個人的にピースの中で一番好き。静寂のパレードだけでも一晩語れる。
 
 
 


アルバムを通して聴いてみると至ってシンプルだった。
実際のピースのひとつひとつのストーリーにはもっともっと奥行きがあって、様々な愛の模様で織り成す人生が単純なわけないようにそれぞれの楽曲にある愛の形もまた多種多様だった。
 

だけど、静寂のパレードやMLSのような王道といえるジャニーズらしいJ-POPで始まり、Happy ever after、通常盤はTOGETHER WE STANDという分かりやすくラストを飾るに相応しい華のある楽曲で締め括られていて、こんなにもコンセプトに沿ってわかりやすいアルバムは今までKing & Princeになかったんじゃないかと思うくらいリスナーにとってやさしいアルバムだと感じた。


ただこれもアルバムの枠を飛び出してピースというライブになった時、セトリに新たに組み込まれた既存曲との親和性も相俟って解像度が抜群に上がったので、この人デレラとMLSだけでなんでこんな熱語り出来るんだろう?といまいちピンとこない人は取り敢えずライブを見てほしい。今すぐ円盤になれ。
 


アルバムの話に戻すと、

あまりのシンプルさ故に予想されるツアー本編ラストの一曲はどう考えてもHappy ever after一択だった。
 

 

ここで少しだけ友人の話を。


度々スペースにも参加してくれるNちゃん(SZ担。考察力に長ける。出会う数年前のラブシャでエンカウントしていた。音楽通。)とピースツアーが始まる前に交わしたセトリ予想がある。以下は彼女の考察。
 
 
5人時代ならHappy ever afterをラストに持ってくるイメージだけどそこを変えてくるんじゃないか。変えるとするならTOGETHER WE STAND

↑セトリ予想でこんな具体的に言及してくる他G担なかなかいないから全くおもしれぇ女ですよ。RecolorとTLC推してるところもSZ育ちって感じがめちゃめちゃする。
 
 
 
 
ただやっぱり、Happy ever afterは良くも悪くも既定路線だと思う。

 

シンデレラガールが背景にある(と私が勝手に解釈しているだけの)My Love Songで始まる物語はHappy ever afterで終わらせてほしかった。
 
今思えばこれは私がシンデレラガール2023と過ごした日々に美しく幕を下ろして欲しかっただけかもしれない。ぜんぶエゴ。
 
 
 
それはそうと、廉と海人はシンデレラガールをパフォーマンスするだろうか。
 
私の中でシンデレラガール2023はあまりにも"終わり"だった。恩返しとまで言われ、この曲にピリオドを打たれたような気持ちまである。
このまま5(6)人の歴史といっしょに封印してしまうのなら、寂しいけどそれなりの覚悟はできていた。
 
 
 
10年来の友である、こちらもスペースでお馴染みのSちゃん(めちゃめちゃ他界隈の友達だったのに気付いたらKTに魅了されてズブズブ沼落ちしていたSZ担)(Nちゃんと私を「君たちなんか気が合いそう」と言って引き合わせた張本人)からは、

「新生SexyZoneのツアーChapter IIではデビュー曲のSexyZoneがセトリ落ちだった」と聞いていた。


これもまた新しいスタートの形だしSexyZoneの覚悟の表れだったと思う。
(ちなみにオーラスのWアンコで同じくセトリ落ちしていたRUNと共に披露したそう)(RUNのセトリ落ちも聞いた時は衝撃だった)
 
 
 


私の中の理屈では先述の通り "シンデレラガール2023があるからMy Love Songがあるし、My Love Songがあるから廉と海人のシンデレラガールは成立する" のだけど、気持ち的にはセトリ落ちしても仕方ない。いつかきっとまた歌ってくれる。
そのいつかが来るまで同じ時間を共に歩めたら今はそれがファンとして幸せなことだ。

そう思って私は初日宮城公演までシンデレラガールを聴くことはなかった。
 
 
 
 
 
実際のセトリはこう↓
(見にくい)
 
 
 
 



 

 

 
 
 
 
ほら!My Love Songやん!(号泣)(嗚咽)
 
 
 


第一声、歌い出しを担う廉くんの声が歓声を誘い、それを追い掛ける海ちゃんの歌声で場内は笑顔に包まれた。

そっこーで噛んだ海ちゃんのドゥルルンも聞き逃さない。

(このMC絶対円盤に収録してほしい)
 
 


静寂のパレードはオープニングのセクションが終わりインターを経て第2ブロックの一曲目だった。

 
かぐや様ゾーン(と勝手に命名)の恋降る月夜明けでやわらかな夜明けを迎えられるようにと歌うそのセンスに脱帽した。

キラキラと眩いばかりの5KP曲のあとで『今日にサヨナラ』はあまりにも静寂のパレードすぎて困った。ここに静寂のパレードを配置するその解釈。あまりにも好きすぎた。
 


 
ちなみにNちゃんのラスト予想に挙がったTOGETHER〜はダンスセクションに入る前の中盤ブロックで最後を締める一曲として登場し全私がなるほど〜と頷いた。
 
 
King & Princeのライブを観たことがある人はなんとなくこの後のことが想像出来ると思うのだけど、ここからはインターを挟んで本編ラストのブロックに入る。毎回ダンスパフォーマンスで畳みかけるラストスパートの特効ゾーン。
 
 

ここまで来てお察しの通りシンデレラガールはパフォーマンスされなかった。
 

 
このブロックを抜ければ挨拶があり、最後はハピエバで締めるだろう。

デレラをアンコールのラフ着でやるとは思えないけどichibanと抱き合わせはもっとない。Chapter IIを迎えたSexyZoneのSexyZoneだってセトリ落ちしたじゃないか。
 
 
想像どおり、MLSで始まった物語はHappy ever afterで締まりめでたしめでたしだった。

 

ステージは一面ハートフルな演出(実際に見て楽しんでほしい)で彩られ、最後感極まって私は泣きながらステージの廉と海人に拍手を送った。ふたりは捌けることなく再びポジションについていた。
 
 
 
次の瞬間、聴こえたのは紫耀で始まるはずの歌い出しを丁寧にふたりで担う廉と海人の声。


聞き馴染んだ紫耀の声は聞こえないのに、ずっとこうだったみたいに廉と海人の声が心地良い。
 
 
King & Princeは私の単純で稚拙な予想では終わらせなかったのだ。
 
 
 

 

 
デレラやらないわけないやん!と言われたらそうだと思う。やるのは当然かもしれない。

 

でも私にとってはあまりにも"終わり"で、それくらいシンデレラガール2023は嬉しくもあり呪いでもあった。恩返しの気持ちはうれしかったけど、とにかくつらかった。
 

だから廉と海人も同じように辛ければ思い出としてしばらく胸にしまっても構わないよ…なんていう気でいたけど、それは私がそう思っていただけで廉も海人も堂々とシンデレラガールを本編のラストに置いた。華やかなロイヤル衣装に身を包んで。

そんなのさ、泣くやん。
 
 
 
改めてセトリを見ても本当に隙がないなと思う。
 
愛を伝えましょう からの 君に届けの親和性。
続くSDCを落とさなかったのは5人だったKing & Princeへの愛と過去の演出に対するリスペクトを感じずにはいられない。
 
ここだけでも怒涛の愛のリレーなのに、このセクションを愛は味方さで着地するサプライズ。愛やん。愛しかない。
 
 


好きな人はバンド曲の流れにもワクワクすると思う。

7MEN侍ありがとう。
 
彼らがバックバンドを務めてくれた海ちゃんのソロはロッキンだった。ラブシャだった。メトロックだった。

1Rの狭いアパートで備え付けのエアコンはなんだか効きが悪いし家電量販店で買って一緒に担いで帰った去年の型落ちの扇風機の風を浴びながらポットで作った麦茶で喉を潤す髙橋海人が見えた。(だけどもうお別れ〜〜)
 

 
唯一解釈に悩んだのはTLCからのきみいろだったけど繋ぎの演出が良すぎてアリよりのアリ。寧ろアリ。結果アリ。全国民永瀬廉に恋をする。国民的彼氏。国民的幼馴染み。国民的同期。国民的同僚。国民的同じクラスの3列横斜め前の席にいる好きな人。
 
 
 
 
ピースの物語はめでたしめでたしで終わりを迎えるのではなく、愛をもってループする。

それは私の中の"シンデレラガール2023があるからMy Love Songがあるし、My Love Songがあるから廉と海人のシンデレラガールは成立する" という勝手な理屈が図らずしも立証されたような、そんな感覚にさせた。

 

もちろんそれは彼らの意図しないところかもしれないけど、私が幸せならいいんです。

このピースというライブの心臓を自分が一番しっくりくる形で導くことが出来た。それだけで好きが深まるなら最高じゃん?


こうやってみんなが自分の中のKing & Princeといつまでも相思相愛でいられたらハッピーだなと思う。
 
 

 

 
…というお話でした。

 

今後他の公演を見て全然違った感情が芽生えるかもしれないし全く違うことを言い出すかもしれないので、今のこの気持ちが更新されてしまう前に。と思い、ここに残しました。


 
毎日心をすり減らすような話題ばかりで滅入ってしまうけど、

King & Princeはエンターテイメントを諦めずに今日もライブでファンのみんなを幸せにしようと前を向いていて、その健気さに胸を打たれる日々です。


 

大切なものを見失わないでさえいれば。


 
そう何度でも再確認させてくれるライブでした。ライブツアーピース。
最後までKing & Princeと共にみんなで完走したいよね。しよう。

2023年、振り返った時に最高にハッピーだった!って言える一年になるように。
 
 

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